朔太郎・蕪村
2021.09.16
はたまた朔太郎の登場です。
巻頭の朔太郎が引いている、蕪村の詩句がお気に入りです。
あたかも若い詩人の作、みたいであります。
君あした去りぬ
ゆうべの心千々に何ぞ遥かなる。
君を思うて岡の辺に行きつ遊ぶ。
岡の辺なんぞかく悲しき。
『郷愁の詩人 与謝蕪村』萩原朔太郎 第一書房
初版 カバー付 川上澄生装 昭11 ¥2,000
(時代を経た古色シミあるも古書とすれば保存良好)
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