金子光晴の古い詩集　その２

表紙のキラリと光るこがね蟲。

　　　繊細な、切長い魚形の眼、鮮かな極彩色、

　　　高貴な女王の繪姿を畫く陶棺柩に、屍は永眠する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　…「墳墓」。

　…いったいどういう世界観なのだろうか。

『詩集　こがね蟲』　金子光晴　新潮社　初版　函付

　　　　　　　自序　大１２　￥３５，０００

（蔵書印あり　全体的に時代を経た古色あり　函テープ補修跡・底補修あります）

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